白内障

視力検査や採血、眼の状態、水晶体の状態、眼底の状態、眼科疾患の有無など各種検査し、日常生活での見え方、日常生活で支障がないかを確認します。基礎疾患の有無や常用薬についてもご質問します。

検査や医師の診察後、患者様の目の状態をわかりやすくご説明し、治療方針をお話しします。ご不明な点がありましたら遠慮なくご質問ください。

視力検査の結果、目の状態、白内障に対して患者様の感じる不自由さを踏まえて手術を決定します。重大な基礎疾患があり、手術に入院の必要と判断された場合には入院できる高度医療機関をご紹介しています。

日帰りでも受けることのできる手術ですが、手術にリスクはつきものです。当院では起こりうる可能性のあるリスクについて詳しくご説明し、同意いただいてから手術を行っております。

眼内レンズには、様々な種類のものがあります。交換やお手入れなどの必要はなく生涯使い続けられるものですが、手術前に見え方を試すことはできません。単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズにはそれぞれメリット・デメリットがありますので、患者様の状態や生活状況により、適切なレンズをご提案させていただきます。

検査の内容としては、手術の際に眼内に挿入するレンズの度数を決める光眼軸検査や、採血などになります。手術やその後の受診スケジュール、注意事項、事前に使用する点眼薬の使い方などご説明いたします。何かわからないことがありましたらお気軽にご質問ください。

ご自身のご予約時間にご来院いただき、受付いたします。その後手術までの間に点眼薬を使って瞳孔を広げ、消毒・洗眼・点眼麻酔を行って手術に入ります。手術自体は約15分で終わります。

手術後は少しお休みいただいてからご帰宅となります。ご帰宅後は安静を保ち、医師の指示をしっかり守ってお過ごしください。手術翌日には経過観察を目的としてご来院いただきます。しばらくは感染症に気をつけながら過ごし、問題がなければ徐々に通院間隔を空けていきます。通院完了までは手術から約3か月が目安です。