眼鏡を作る際は
まず眼科を受診
「視力が落ちてきた」「眼鏡が合わなくなってきた」と思った時には眼科で検査を受けることが大切です。眼科では眼鏡のこと以外にも目の異常を早期発見することが可能です。視力の低下や物の見え方が変、近視、遠視、乱視、老眼(老視)といった屈折異常なのか、それとも他に異常や目の病気があるためなのかは眼科専門医でないと診断できません。気になる症状がある場合には眼科で診察を受けましょう。
眼鏡の処方については、目の視力だけではなく、患者様の生活スタイルやご年齢なども考慮するため、検査に時間を要することがあります。時間に余裕をもってご来院ください。
なお、現在眼鏡を使用している方は、必ずご使用されている眼鏡をご持参ください。
当院でのコンタクトレンズに
関する注意点
- ソフトコンタクトレンズのみの取り扱いで、ハードコンタクトレンズは処方できません。
- 処方可能レンズの種類が限られているため、お問い合わせください。
- 処方箋の有効期限、一度に購入できる量は6か月分までです。その後は処方内容に変わりがなくても診察と検査が必要です。
- 受け取りは後日となります。
- コンタクトレンズの処方は原則、中学生以上からとさせていただきます。
コンタクトレンズのケア
コンタクトレンズにはソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズの2種類があります。洗浄から消毒、保存方法など、正しいケアの方法を知ることが大切です。
使い捨てソフトコンタクトレンズは、1day、2week、1monthと3種類タイプがあり、1day以外の使い捨てタイプは毎日のケアが必要になります。ソフトコンタクトレンズは日々の汚れ以外にもレンズの特性上、雑菌やカビが繁殖することがあります。ハードコンタクトレンズも同様ですが、ソフトコンタクトレンズはより汚れが付きやすい傾向にあります。汚れや細菌が残ったまま装着すると、病原体が繁殖してしまう可能性があります。毎日しっかりケアをして、健康な瞳を守りましょう。
コンタクトレンズの
トラブルでお困りの方へ
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。正しく使用していても目のトラブルになることがあり、角膜を傷つけるなどの眼障害を引き起こす可能性もあります。特に、ソフトコンタクトレンズは痛みが自覚症状として生じにくい傾向があり、注意が必要です。コンタクトレンズに関するお悩みがありましたら、些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談ください。
コンタクトレンズが
外れなくなった
まず慌てずに鏡で目を確認しましょう。コンタクトレンズが付いているのか冷静に確認することが大切です。コンタクトレンズは決して目の中に入ったり、目の裏側に回ったりしません。鏡を見て目を左右上下にゆっくり動かし、コンタクトレンズがどこにいるのか確認しましょう。
コンタクトレンズが
目の中に見当たらない
コンタクトレンズを装着していると、何かの拍子でレンズが目の中でずれてしまうことがあります。コンタクトレンズが目の裏側に入ってしまったと不安になることもあるかと思いますが、コンタクトレンズが目の裏側に入ることはありません。コンタクトレンズが入っているような見え方をした場合、黒目にコンタクトレンズがついていますので目薬を差してしばらくしてからそっと外すことをお勧めします。一方、コンタクトレンズを外しているように見えた場合には、コンタクトレンズがずれている可能性が高いです。鏡を見ながら黒目をゆっくり動かし、コンタクトレンズの位置を確認してください。
なお、なかなか見つけられない場合には無理せずに目を傷つける前に眼科で相談されることをお勧めします。
カラーコンタクトレンズ
について
カラーコンタクトレンズは、女性に限らず男性にとっても日常で欠かせないアイテムです。愛用者が増えている一方でカラーコンタクトレンズの装用が原因とされる眼障害も増加傾向にあります。カラーコンタクトレンズのお手入れの問題や、長時間の装用などの不適切な使用が主な原因ですが、中にはカラーコンタクトレンズからの色素溶出が原因となって眼障害を引き起こしているケースもあります。また、酸素透過性が低いものがあり、衛生的に信用できないものもあります。
なお、当院ではカラーコンタクトレンズの取り扱いはありませんのでご理解ください。